めぞん一刻最終巻
■ああ、涙、涙、涙・・・・・・・・■
いよいよ「めぞん一刻」も最終巻(第10巻)。
見たいような、見たくないような、でも見ないことには話が終わら
ない。
リュックサックの中に入れておいた「めぞん一刻」の最終巻を手に
とって電車に揺られながら読み始めた。
五代君と響子さんのお互いの気持ちが次第にはっきりとしていく
過程で目頭が熱くなってきた。まっ、まっ、まずい。
電車の中で泣いちゃったらどうしよう。やばいよなあ。電車の中で
50を過ぎた親父が漫画読みながら涙流している姿は、異様に映る
に違いない。隣の若い女性の目線が気になる。反対の座席に座っ
ている女性やサラリーマンのおっさんたちの目線も気になる。
「めぞん一刻」のページを閉じてしまった。
いったん気持ちを静めよう。それでないと、涙があふれ出てしまう
に違いない。
しばらく外の景色を眺めて、「めぞん一刻」の余韻に浸っていた。
もうすっかり自分は五代君である。ああ、五代よ、五代。もう少し、
しっかりせい。こんな良い女いないよ。嫉妬深いのは玉に傷だけと
君のことが好きだからこその焼きもちじゃあないか。
流れる外の景色を眺めながら、自分の心が落ち着いてきたころ
あいを見計らって再びページをめくった。
きゃああ、恥ずかしい。おい、おい、こんな展開でいきなりラブ・
ホテルかよ。開いていたページを少し狭くして、覗き込むようにして
先を読んだ。
また、目頭がジーーンとしてきて、熱いものがこみ上げてきた。
もう、一気に読み進んだ。
お・め・で・と・う!
ああ、ああ、とうとうおわっちゃったよ。
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今頃「めぞん一刻」っすか!?
「店長、二時間休ませて下さい」
「二時間?てめーまさか御休憩じゃねぇだろうなあ!?」
でしたっけ?
で、ホテルの入り口で躊躇し去ろうとする五代の腕をつかむ管理人さん。
入ったはいいが、中々役に起たない五代君なのでありました。
テレビアニメでは、流石にこの辺はカットされてました。
懐かしいですね、もう20年位前になるのかなあ・・・?
投稿: ritchie | 2005.12.15 23:42
そうなんです、今頃です。リッチーさん。
今晩は。ELVISです。
連載されていた当時は、あまり好き
な漫画じゃなかったのでちらちらっと
しか読まなかったのですよ。
「うる星やつら」は好きでした。ちゃん
と単行本(ワイド版)10巻まで買って
ましたからね。
改めて「うる星やつら」から再読した
ら、もう止まらなくなっちゃって「らんま
1/2」「めぞん一刻」と単行本を買い漁
っています。
投稿: ELVIS | 2005.12.16 03:56
凝り性なのね(^^♪
投稿: ritchie | 2005.12.16 23:49