最近のトラックバック

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
無料ブログはココログ

ELVISのキャンプ三昧

ELVISの醒めたELVIS論

近隣の野鳥

  • 20100305 カワラヒワ
    近所の農業用水路や公園、並木道、参道などを 散策したときに見かけた野鳥を撮影してみました。

我家の野良猫ども

  • 20040524_14
    いつの頃からでしょうか。もう忘れてしまいました。 我家に野良猫が集まるようになりました。 それ以来、メス猫が子供を産み、その子供がまた子猫を生み、更 にまたその子供が子供を生みして4代に亘る野良猫の親子どもが、時折餌を求めて我家に遊びに来ます。 その一風景を撮ってみました。 2004年5月の撮影です。

畑 正憲の本

  • 005
    畑 正憲の本が結構手元に残っていました。かび臭く、ページは日焼けしており、ページによってはぴったりと引っ付いてしまっている部分があったりと保存状態はあまり良いとはいえませが、とても捨てられなくてゴミを落として空気に晒してかび臭さを払い除けてみました。

« 主夫の日々 続々 | トップページ | 悲しい...! »

2005.03.23

狐狸庵閑話

■久しぶりに遠藤周作の文庫本購入■

 昔読み漁った本の一つに、遠藤周作がありました。
 でも、私は遠藤周作のようなクリスチャンでも何でもなくて、我家は仏教徒です。確か浄土真宗だったと思いますが、ようは今の日本で多く見られるお墓参りと葬儀のときだけ思い出す程度の仏教徒であり、信心深い仏教徒ではありません。

 遠藤周作の本を読み出したきっかけは、まだ若かりし頃のアルバイトでした。
 東販(今は名称が変わったかな?)という書籍の大卸問屋(東販と日販が有名でしたね)で、アルバイトを1年以上していた頃がありまして、新刊本の一時保管庫みたいな処で仕事をした時期があります。広大な倉庫の中は各出版社ごとの棚があって、僕の担当は「講談社」でした。

 

 毎日のように「講談社」の新刊本と、各書店からの取り寄せの注文の本が入荷します。それを作家別に分けて棚に一旦収納する。それから各書店からのオーダー票に基づいて本を集め、「何々書店」という出荷先の書かれたかごの中に入れていく仕事です。

 休憩時間や昼食の時間に棚の本を読むことが出来ました。社員価格という奴で本を購入することも出来ました。いろんな作家の本がずらりと並んで大きな図書館みたいなものです。図書館と違うのは新刊本が多いので、人気作家の山積みの本がパレットに並んでいる光景でしょうか。当時は五木寛之がいつも山積みでした。

 大型書店を担当に持つ営業マンの方が、アルバイトの僕のところに来て山積みの五木寛之の本を少し分けて欲しいということで頭を下げに来ます。気持ちがいいですよね。当時僕は大学中退で、このアルバイトをしながら東京アナウンス学院に通っていた20歳ぐらいの小僧ですよ。それがおそらく大学出のエリート営業マンが頭を下げるんですよ。大型書店では売れ筋の本をたくさん入れて欲しいわけですから、営業の人も必死です。たかがアルバイトの分際の僕に頭を下げて、「なんとかその山積みの五木寛之『青春の門 筑豊編』を20冊で良いから回してくれない?いや、10冊でも良いから... ねっ、お願い」と言って、両手を合わせます。各棚には倉庫責任者の社員がいて、講談社担当の責任者の方にどうしましょうか、ってお伺いを立てるわけです。じゃ、何々書店に回す100冊の内、10冊だけ
回してやれ、と言われて僕は営業マンに10冊渡すなんてことが良くありました。ちょっと自分が偉くなった気分でしたね。

 ものすごく話が逸れましたが、目の前に五木寛之、吉行淳之介、安岡章太郎、阿川弘之などなど色々な作家の本がずらりと並んで読み放題。その一つに遠藤周作があったわけです。やっと本題に戻った。

 「海と毒薬」「沈黙」「白い人」「わたしが・捨てた・おんな」などのイエス・キリストを題材にした純文学といわれる本はさらりと読み流して、「狐狸庵閑話」「ぐうたら生活入門」などというエッセイというか、くすくす笑わせてくれる読み物がありましてたちまち愛読書となりました。吉行淳之介、安岡章太郎のエッセイものが文庫本で流行りだした頃ですかね。

 悪戯心いっぱいで仲間の作家を騙してみたり、樹座という演劇一座を立ち上げてみたり、臭い話が大好きらしくその手の話で盛り上がる内容にくすくす笑い出来て癖になりました。

 新潮社文庫の「狐狸庵閑話」と集英社の「ぐうたら社会学」を購入。遠藤周作の狐狸庵シリーズはほとんど持っているのですが、昔の「狐狸庵閑話」に他のエッセイをプラスして再発行したものらしく、思わず買ってしまいました。最近硬直してきた精神をほぐして貰おうと思っております。

« 主夫の日々 続々 | トップページ | 悲しい...! »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43132/3404790

この記事へのトラックバック一覧です: 狐狸庵閑話:

« 主夫の日々 続々 | トップページ | 悲しい...! »